
6.2 CBD〜ディストリクシックス間
市街近傍のディストリクシックス地区は現在約100ヘクタールの未利用地であり、市では約20,000人が居住する低家賃住宅建設を計画している地域である。
この地区の新規居住者の公共交通機関としてLRTは大きな役割を果たすと考えられる。
区間延長約2km
6.3 CBD〜ケーブルカー駅間
ケープタウン中心街を間近に見下ろすテーブルマウンテンば、訪れる観光客の誰もが訪れる観光のポイントである。テーブルマウンテンに登るケーブル駅ば市街地北端の高度300mに位置し急勾配の取り付け道路で市街地に結ばれているが、ケーブル駅まではバス又は車によっているのが現状である。
中心街CBD〜ウォーターフロントを訪れる多くの観光客を中心繁華街を経由しこのケーブル駅近傍まで輸送するルートをLRTルートの候補とした。
ケーブル駅には途中が急勾配のため近傍までが限度であり、近々のケーブルカー更新の期に延長を期待する事とした。
このルートの公共交通機関はバスが32便/日/片道と市内バス便の頻度の高く、LRTによる輸送に期待されると考える。
区間延長約3km
6.4 CBD〜オリンピック施設間
ケープタウン市は2004年のオリンピック開催地として立候補しておりメインスタジアムと選手宿泊施設をCBDから東方約10kmの軍用地跡に建設を予定している。又CBDとこのオリンピック施設の中間に位置する約600ヘクタールのグレンブルク地域は鉄道貨物ヤード跡地でオリンピック関連施設
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